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2005年8月15日

終戦60周年の日本:レジーム・チェンジの模範たる自覚を持て!!

今年は何かと第二次大戦と日本という国のあり方に関する報道や議論が盛んである。だが当ブログの7月31日の「日米同盟こそ冷戦後の日本の国体である!」という記事でも述べたように、識者から一般国民にいたるまで個別の問題ばかりにとらわれて日本のあり方について包括的に考えようとしていない。何よりも強調されるべきは、日本にはレジーム・チェンジの模範という特別な役割があるということである。それをしっかり自覚していれば、殆どの問題はいたずらに複雑で重箱の隅をつつくようなものになるはずがない。第二次大戦終了時には現実とのある程度の妥協が必要であったために、レジーム・チェンジが徹底しない部分もあった。一部のファシスト官僚が生き残り、戦前からの政官財関係も消滅はしなかった。経済再建のためにはこれもやむを得なかった。だが冷戦も終結した今、レジーム・チェンジを邁進させるには何の障害もない。

まず国内からは時代の進歩の邪魔になるネオ・ナショナリストや古い利権にしがみつく政財界人に消えていってもらおう。アジアからいつまでも歴史認識などを政治問題化されるのは、日本人にも非がある。すなわち、政治的にも精神的にもレジーム・チェンジしきっていなからである。もう新しい国なのだという自覚があれば、過去のファシズムを賛美するような反論はあり得ない。むしろ、レジーム・チェンジの模範たる日本をしっかり示せば、アジアからの批判にも正しい反論ができる。

本来なら、これから世界各地で起こり得るレジーム・チェンジの先兵として、アメリカの有力な同盟国である日本がどう関わるかを議論していてもおかしくない。北朝鮮、イラン、ミャンマー・・・・などなど世界にはレジーム・チェンジの対象となるべき国は次から次へと出てくる。だからこそ言おう!新しい時代へ突き進む日本に邪魔な者には消えていってもらおう。これこそ、終戦60年にたてるべき誓いである。

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日米同盟と国際的リーダーシップ」カテゴリの記事

コメント

アメリカは"move on"ができる国ですよね。
日本もそうなってほしい!

投稿: レア | 2005年8月17日 23:49

 中国、韓国との歴史認識の問題は 国際関係の常識から見れば 解決済みです。
 そうでなければ 日韓基本条約、日中友好条約が締結できるはずがないのです。
 このように低次元な言いがかりで右往左往した挙句 現在進行形の政治問題化にまで追い詰められるとは 日本の知識人 政治家や ジャーナリズムの見識の無さに飽きれるばかりです。

 このブログで主張されている「日米関係」のあり方について 概ね同感です。
 ただ 私は アメリカ民主党に対する拭い去れない極めて大きな懸念を持っております。
 ブッシュ後も ライスがヒラリーを退けて共和党政権が続くと楽観はしておりますが、一抹の不安はあります。
 ヒラリー大統領の誕生など 人類の不幸以外の何ものでもありません。

投稿: 武井 | 2005年8月18日 17:50

レアさん、

あれ、共和党支持ではなかったのですか?この前のコメントではそのようなことを。マイク・ロスさんの「保守思想」でもお見かけしましたが、レアさんは在米だそうですね。

また、コメントを宜しくお願いします。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年8月19日 01:03

武井さん、

まだ現時点ではライスだのヒラリーだのというのはいささか気が早過ぎますが、二人とも面白い候補ではあります。二人が実際に候補に担ぎ出されるのか、予備選を勝ち抜けるのかはわかりません。

民主党になると日本に厳しくなるとはよく言われていますが、いざ大統領になってしまうと合衆国の最高指導者として行動するしかないでしょう。

ヒラリー・クリントン大統領が実現するか?そのためにはリベラルのイメージを大幅修正しないと、今の"The Right Nation"(アメリカ政治に関するベストセラーの一つ)では通用しないでしょう。それもうまくやらないとジョン・ケリーのように"flip flop"(軸足の定まらない)という評判にもなりかねません。

投稿: 舎 亜歴 | 2005年8月19日 01:16

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