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2006年9月 9日

日米ファンド・レイジング・フォーラム

以前の記事にあるように、資金源の発掘とNPO法人化を模索しています。アジェンダはアメリカの主要同盟国として、西側主要民主主義国として、日本が国際政治で積極的な役割を果たすというものです。このアジェンダはホームページとこのブログの両方でも述べています。

この目的のため、9月6日に日米ファンドレイジング・フォーラムに参加しました。この日は紀子妃が新親王を出産した日でもあります。より良い未来に向けてのイベントに参加するには良い日でした。

フォーラムは芝公園にある東京アメリカン・センターで開催されました。「市民活動を支える制度をつくる会」(C‘s)が主催し、アメリカ大使館、日本国内の財団、インディアナ大学が共催しました。

このフォーラムの演題はファンドレイジングの戦略的方法でした。講師はインディアナ大学フィランソロピー・センターから招かれたドワイト・バーリンゲーム博士、リリア・ワグナー博士、大西たまき氏でした。講師が強調したファンドレイジングの基本概念は以下の通りです。

ファンドレイジングとは、適切な担当者が、適切な寄付者に対して、適切な内容と寄付を、適切な活動・プログラムのために、適切なタイミングで、適切な方法で、実行する。

講師陣はこの原則を様々な角度から論じました。

バーリングゲーム博士とワグナー博士はアメリカ式のシステム化されたファンドレイジングについて詳細に説明しました。文化の違いはあるものの、基本的な考え方は世界のどこでも通じるものだと両講師は力説しました。

大西氏は日米のフィランソロピーに対する違いを述べる一方で、潜在的な資金提供者とのより良いコミュニケーションのあり方についても触れました。

ファンドレイジングの基本的な考え方を理解するうえで、この講演は役立ちました。おそらく、上級者にも有益なフォーラムだったでしょう。基本的な原則を自分のプログラムにはどう適合させるか?現時点で、日米の文化の差は感じていません。一般理論を個別のケースにどのように合わせるか。それが問題です。

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コメント

  うーむ、役所の補助金の例では、間に誰か入ると必ず資金の「蒸発」が生じますが、それは大丈夫なのでしょうか?

役所の「蒸発」?それはまさに日米の違いか?

そんなことより、今は自分の場合はどうするかだけしか考えられない状況です。

こんにちは、舎さん

何かトンチカンな質問なんですが・・・
舎さんがお考えのNPOってのは、いわゆるこのブログ等で書かれているような活動を行う、ってことですよね?
(適切な表現かはともかく、政治的な意図を持ったNPO活動・・・ってことですが)

経過を注目させて頂きたいと思います。

ある程度の公共性を考えるなら政治的な意図は大なり小なりありますが、特定の政党や派閥を支援しようとは思っていません。

全ては試行錯誤です。

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