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2008年10月13日

テロリスト大統領、バラク・オバマ誕生の恐怖

Obamawhitehouse_2来るアメリカ大統領選挙で最も懸念すべきことは、有権者が最近の経済危機に慌てふためいていることである。冷静になれば、オバマ氏が大統領としての適性も能力も備えていないことは明らかである。オバマ上院議員はブッシュ政権の経済政策を批判しているが、彼が別に経済に強いわけでもない。ウィリアム・エアーズ氏とジェレミア・ライト師との人間関係からして最高司令官としての資質が決定的に欠落している。これは道徳上の問題にとどまらない。アメリカはテロと戦争の最中にある。

同盟国はオバマ氏が大統領となることに懸念を抱いている。このブログで指摘するのは三度目になるが、イラクのホシュヤール・ゼバリ外相は選挙前にアメリカとの二国間安全保障協定の締結を望んでいる。ゼバリ外相がバラク・オバマ氏を信用していないのは明らかである。

バラク・オバマという人物に深刻な懸念を抱く同盟国はイラクだけではない。日本の政策形成者と論客達はオバマ氏の台頭を快く思っていない。平和憲法と孤立主義の世論という障害を乗り越えて、日本はイラクとアフガニスタンでのアメリカの戦争に従来にはないほどの貢献を行なった。しかし日本の指導者達は民主党が日本より中国を重視するのではないかと懸念している。

佐々淳行元内閣安全保障室長は、北朝鮮と中国の脅威からマケイン上院議員の方が日本にとって好ましいと述べている(「正論:マケイン候補の勝利を願う」;産経新聞2008328)。日本を代表する親米保守の論客の古森義久氏もジョン・マケイン氏が日本に対してアメリカの主要同盟国として真摯な期待を寄せていることに感銘を受けている。マケイン氏は日本が世界の安全保障に積極関与するように要求する一方で、貿易と経済の交渉では日本を弁護している。古森氏はマケイン氏こそ日本が信頼するに足る人物だと述べている(「共和党マケイン氏の“真剣な”日本観」;日経ビジネス2008年2月12)。 

実際に、北朝鮮問題で日本の立場を弁護しているのはジョン・マケイン氏である。ブッシュ政権はこのならず者国家のテロ支援国家指定を解除した。バラク・オバマ上院議員はこの取り決めを認めたが、ジョン・マケイン上院議員は日本の拉致被害者に対する配慮が足りないと批判した。マケイン氏は北朝鮮との今回の取り決めによってアジア太平洋地域の安全保障で最も重要な日米同盟に悪影響を及ぼすと警告している。

オバマ氏の弱点は外交政策だけではない。経済に関しては村上雅志氏と大沢玲子氏がオバマ氏ならドルの切り下げを何のためらいもなく行なうので、日本とアジア諸国からのアメリカ市場への輸出が激減すると主張する(”We can changeでどう変わる? オバマ・リスクを見通す」;日経ビジネス2008年8月18)。この記事から、バラク・オバマ氏は国際的な政策協調によって経済危機を克服するには相応しくない指導者であることがわかる。

バラク・オバマ氏はデービッド・ペトレイアス大将との会談で外交と安全保障では落第点を得た。経済にも強くない。OJTによってオバマ氏が優れた大統領になると言う者もいる。少なくとも、オバマ氏のコミュニケーション能力は立派である。当ブログの英語版とリンクしているAlways on Watch というブログはコメディアンのジャッキー・マンソンの言葉を引用している。

バラク・オバマの人気は見せかけ、話し方、プレゼンテーションの巧さによるものだが、オバマの専門分野はこんなものだということを忘れてはならない。オバマの実績なんて見栄えをよくすること、真剣な顔で嘘をつくこと、強力な過激派活動家との人間関係を築いたことくらいである。考えてみれば、オバマはまさにホワイトハウスに入ることが目的の非アメリカ的なリベラルである。

まさにその通りで、過激派活動家との関係からオバマ氏の基本的な信条が大統領職に適切か問い直すべきである。ニューヨークタイムズのネオコンのコラムニストであるウィリアム・クリストル氏は、オバマ氏がウィリアム・エアーズ氏とジレミア・ライト師とどのような関係にあったか真剣に追求すべきだと述べている(“The Wright Stuff”; New York Times; October 5, 2008)。ジョン・マケイン氏はオバマ氏が国内テロリストとどのような関係にあったか正直に答えていないと批判している(“McCain: Ayers ‘Still Wants to Destroy America’”; Weekly Standard Blog; October 13, 2008)。オバマ氏がアメリカを破壊して自由主義世界秩序を粉砕しようと望んでいるなら、どのようなOJTも無意味である。

さらに深刻なことに、アメリカ国内であれ海外であれバラク・オバマ氏の支持者はカルト的である。現在、私は「世論調査ネット」でいくつかの世論調査を行なっている。私がオバマ氏を風刺することを言えば、日本のオバマ・マニアは私を人種差別主義者だと罵る。もはやオーウェルの世界である。オバマ氏を批判すれば、彼の支持者から人種差別主義者のレッテルを貼られるのである。アメリカと世界の市民はテロリストの友人であるバラク・フセイン・オバマという人物のカルト催眠術から目覚めることができるのだろうか? 

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