« キム・ジョンイル後の北朝鮮 | トップページ | オバマ政権の混乱したF35戦闘機開発政策は同盟国にも悪影響を与えるか »

2011年12月22日

ウイグル活動家の忘年会に参加

去る12月17日、ウイグル独立活動家のトゥール・ムハメット氏が主催する忘年会に呼ばれました。ムハメット氏は中国共産党が新疆すなわち東トルキスタンで少数民族を弾圧したために、日本で亡命生活を送っています。同氏は日本でもトップ・レベルに入る九州大学で農業技術の博士号を取得しています。現在は、中央アジア研究所の代表を務め、『中国民族問題研究』をはじめとした日本のジャーナルの他、プラウド・ジャパン・ネットワークにも投稿しています。ムハメット氏はしばしば、中国の脅威の増大に多いに危機感を抱く日本の保守派とともに街頭活動にも参加しています。

私がムハメット氏と知り合ったのは、ツイッターフェイスブックを通じてです。特に、当ブログで中国の程永華駐日大使の講演に関する記事を掲載してから、ムハメット氏と私の間柄は近くなってゆきました。その記事ではムハメット氏のウイグル解放活動に言及し、その内容を日本国際フォーラム『百花斉放』およびプラウド・ジャパン・ネットワークにも寄稿しました。そうした投稿が、我ら日本国民の間で東トルキスタンでの中国の抑圧に関する意識を高めるうえで、幾分でも役立てばと願っています。

忘年会そのものは政治色など全くありませんでした。会が開かれたのは、パムッカレ新宿というトルコ料理店です。参加者はトルコ料理、ベリー・ダンス・ショー、そして会話を楽しみました。出された料理とショーは素晴らしく、何かのイベントを行なうには、このレストランはお薦めです。

参加者はウイグル人、日本人、トルコ人でした。参加者の中には、はじめは私をウイグル人だと思った人もいたようです。ウイグル語とトルコ語は厳密には別の言語なので、私はウイグル人とトルコ人が何の不自由もなくお互いの母国語で会話をする様子には驚きました。私がこれまで何度も述べてきたように、中国の脅威はアジア太平洋地域にとどまらず、西方への拡張主義にも注意が必要です。ユーラシアの東西の安全保障は相互に深く関わり合っているものだと実感しました。

|

« キム・ジョンイル後の北朝鮮 | トップページ | オバマ政権の混乱したF35戦闘機開発政策は同盟国にも悪影響を与えるか »

お知らせ&報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109615/53542491

この記事へのトラックバック一覧です: ウイグル活動家の忘年会に参加:

« キム・ジョンイル後の北朝鮮 | トップページ | オバマ政権の混乱したF35戦闘機開発政策は同盟国にも悪影響を与えるか »