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2012年7月29日

世界の核兵器の現状

以下の図を参照されたい。


World_nuclear_weapons


核保有国は次々に現れているが、核弾頭が実戦配備されているのは五大国だけである。

核拡散に手を染めているイランや北朝鮮は直ちに核弾頭を発射できる体制にはなっていない。両国が自らの核保有の権利を要求するのは、瀬戸際外交とテロ支援を主眼に置いてのことである。ボブ・ケイシー上院議員外交小委員会で「イランが核兵器を保有すれば増長は留まるところを知らず、アメリカとイスラエルへのテロ支援を強化し、ヒズボラとパレスチナ過激派の破壊活動はこれまで以上になるだろう。革命防衛隊特殊部隊は中東全土でテロ支援をやりやすくなるだろう」と証言した(“US Senators Examine Iranian Involvement with Terrorism”; VOA News; July 25, 2012)。北朝鮮も日本、韓国、アメリカに対して同様な行動をとるであろう。

また中国の核兵器の透明性の欠如にも注意が必要である。どれだけの核弾頭が戦略あるいは戦術兵器として実戦配備されているのか不明である。これだけの大国が核兵器削減交渉に参加せず、アメリカとロシアに責任を押し付けている。中国共産党は自国の核兵器についてより多くの情報を開示すべきである。


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